大切な人と過ごす、かけがえのない伊香保時間
昨今問題となっている地球温暖化や資源の無駄使いに対して、伊香保は「全国の温泉地に先駆けた取り組み」として様々な活動を行っています。子供達が笑顔で暮らせる未来のためにも、伊香保は「先進環境温泉地」を目標に環境問題について真剣に考えています。
伊香保温泉が温暖化対策
伊香保温泉旅館協同組合は2009年5月31日に開催した総会で、地球環境などに配慮する『先進環境温泉地」を目標に温室効果ガスの排出量を調査し、削減目標を設定して地球温暖化対策に取り組むことを決めました。

2009年に各旅館・ホテルがガソリンや灯油、電気などの毎月の使用量を確認して、一軒当たりや宿泊客一人当たり、伊香保温泉全体での排出量を算出しました。そして2010年からは、その集計を基に削減目標を設定。
排出されるCO2と吸収される CO2が同量となる「カーボンニュー卜ラル」実現を目指します。

組合には温泉街のほぼ全旅館に当たる52軒が加盟し、まさに伊香保一丸になっての取り組みとなっています。
温泉地ぐるみで削減目標を決めるのは全国でも珍しく、環境に優しいエコな伊香保を実現するべく、日々活動しています。
旅先でもエコを
伊香保温泉旅館協同組合は、宿泊客のみなさんにも温室効果ガス削減の協力を呼び掛け、温泉地一丸となった環境対策に取り組んでいます。
2009年10日から各旅館で一斉に、「ムダな電気をコマメに消した」など3項目を書いたドアノプカードをお客さんに渡し、チェックしてもらうというものです。

チェック項目はこのほかに、「水・お湯をコマメにとめた」「マイ箸またはマイ歯ブラシを持参した」。
部屋の電気を消しているときには、電球が居眠りしているイラスト面をドアノブに掛けたり、引き戸に立て掛けたりして、実行中であることをPR 。
宿泊後のチェックアウト時に提出してもらっています。1万枚印刷し、1枚(1室)当たり5㎏の排出権が国に寄付されます。

もちろん強制ではありませんので無理なく出来る方から協力していただき、お客さんと一緒になってエコ活動に取り組みたいと考えています。
OH!紙プロジェクト オリジナル紙袋デザイン

伊香保温泉旅館協同組合婦人部「お香女会」が中心となり、女将の名前から「OH!紙プロジェクト」と名付けた使用済み割り箸のリサイクル事業に取り組んでいます。お客様の使用された割り箸を資源化し、伊香保オリジナル紙袋の原料の一部として活用しようとする事業です。

伊香保温泉の年間宿泊客数は、およそ120万人です。1人が2食すると考えると、年間に旅館で使用される割り箸は、単純に240万膳となります。
今までは、焼却ゴミとして捨てられてきましたが、地球規模で環境保全が叫ばれている今日、資源を有効活用することは、必然の義務といえ、今回の事業で環境保全に取り組みました。
回収した割り箸は、近隣の社会福祉施設「恵の園」で洗浄、乾燥された後、業者に引き取っていただき、紙袋の原料の一部として使われることになりました。

紙袋は、縦31センチ、横32センチで黒と赤の両面があり、黒の面には男性用下駄や手ぬぐい、赤の面にはおかめがえがかれなど、「男性でも女性でも気軽に使えるデザイン」になっています。

省エネ温泉・伊香保
環境といえば伊香保といった『伊香保スタンダード』を目指して、宿泊客に節電や歯ブラシ持参を呼び掛ける啓発活動に続き、全旅館の二酸化炭素(C02)排出削減に向けた試みも始まっています。

伊香保温泉では、温泉街全体の意識も向上しており、燃費効率のよいボイラーに切り替える旅館もあり、次は旅館業務自体でのCO2削減を目指しています。
東京都市大などの協力のもと水道光熱費や食材質などから各旅館ごとのC02排出量を推定し、削減目標を決定します。さらには、蛍光灯の約半分の電力で同じ明るさが関東確保できる発光ダイオード(LED)の導入拡大などを推進しています。

このように様々なエコ活動が伊香保で始まっています。
みんなで知恵を絞りできる範囲で取り組んでいけば、エコ活動の輸は全国ヘ、世界へと広がっていくと考えています。