伊香保まつり
伊香保まつり
伊香保温泉は西暦600年前後の榛名山二ツ岳の噴火で温泉の湧出が始まったとされています。子宝の湯として知られる「黄金(こがね)の湯」、美肌の湯として知られる「白銀(しろがね)の湯」の2種類あり全国的に知られています。
また、古くから多くの文人たちに愛され万葉集や古今集にも詠まれており、明治の文豪・徳冨蘆花の代表作『不如帰(ほととぎす)』の舞台にもなりました。
伊香保まつりは、伊香保温泉のシンボル石段街の頂上に鎮座し、伊香保の歴史を見守り続けてきた伊香保神社の例大祭で、元来9月19日・20日で行われてきましたが、戦後、徳冨蘆花の命日である9月18日を蘆花祭として加え、現在のまつりの日程が定着しました。
※2024年verに更新いたしました(R6.8/27現在)
9月19日・20日
19日は、奉賛会が伊香保神社の荘厳華麗な本神輿を石段街を担ぎ上げ、伊香保神社に奉納します。
重さ数百キロにもなる本神輿を担ぎ、伊香保神社を目指して石段街を登る姿は威風堂々と見応え十分です。
19日・20日は、伊香保まつりの特徴でもある樽みこしが石段街をもみ上げ、祭りを一層にぎやかにします。
樽みこしは、主に酒樽と4本の丸太棒を使い、「若連」と呼ばれる町内の20~30代の男性を中心とした組織によって毎年手づくりされており、急な石段街を樽みこしでもみ合いながら登る姿は見事で、中には勢い余って石段を転げ落ちることもしばしばあり、正に興奮のるつぼと言えます。
伊香保まつり実行委員会
TEL.0279-72-3151 FAX.0279-72-4452
〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保541-4