伊香保まつり

伊香保温泉は西暦600年前後の榛名山二ツ岳の噴火で温泉の湧出が始まったとされています。子宝の湯として知られる「黄金(こがね)の湯」、美肌の湯として知られる「白銀(しろがね)の湯」の2種類あり全国的に知られています。
また、古くから多くの文人たちに愛され万葉集や古今集にも詠まれており、明治の文豪・徳冨蘆花の代表作『不如帰(ほととぎす)』の舞台にもなりました。
伊香保まつりは、伊香保温泉のシンボル石段街の頂上に鎮座し、伊香保の歴史を見守り続けてきた伊香保神社の例大祭で、元来9月19日・20日で行われてきましたが、戦後、徳冨蘆花の命日である9月18日を蘆花祭として加え、現在のまつりの日程が定着しました。

9/18(蘆花蔡)

9月18日は明治の文豪・徳冨蘆花(とくとみろか)の命日にちなみ、追悼茶会や追悼式典が行われます。 夜には、子供たちによるまつり囃子の披露や、鏡開きが行われお祭りのスタートを飾ります。

子どもばやしでは地域の小学生から高校生まで、伊香保の名物である石段街をバックに、伊香保まつりの始まりを祝って一生懸命演奏してくれます。また、子供たちは19日には子供山車、19,20日には樽みこしを上げてくれます。

◇13:00~13:30 蘆花追悼茶会(蘆花記念館)
◇13:50~14:15 蘆花追悼式(蘆花公園)
◇16:00~     樽みこし入魂式(伊香保神社境内)
◇18:15~     保存会デモンストレーション(だんだん広場)
◇18:45~     子供まつり囃子披露・子ども樽みこし(だんだん広場)
◇19:30~     鏡開き(だんだん広場)
◇20:00~     高張・本部提灯 酒樽・抱え太鼓演奏・手踊り(だんだん広場~丸本館前)
◇21:00~23:00 樽みこし・山車まつり囃子演奏(丸本館前~神社境内)*小・中・高

9/19(本神輿・樽みこし)

19日は、奉賛会が伊香保神社の荘厳華麗な本神輿を石段街を担ぎ上げ、伊香保神社に奉納します。 重さ数百キロにもなる本神輿を担ぎ、伊香保神社を目指して石段街を登る姿は威風堂々と見応え十分です。

19日・20日は、伊香保まつりの特徴でもある樽みこしが石段街をもみ上げ、祭りを一層にぎやかにします。
樽みこしは、主に酒樽と4本の丸太棒を使い、「若連」と呼ばれる町内の20~30代の男性を中心とした組織によって毎年手づくりされており、急な石段街を樽みこしでもみ合いながら登る姿は見事で、中には勢い余って石段を転げ落ちることもしばしばあり、正に興奮のるつぼと言えます。

◇11:30~     本神輿渡御の儀(伊香保神社境内)
◇12:45~     子供山車出発(だんだん広場)
◇17:30~     樽みこし(丸本館前~石段街)
◇19:00~     本神輿石段昇り(丸本館前~神社境内)
◇21:30~     本神輿 一般開放(伊香保神社境内)
◇20:40~     本神輿 還御の儀(伊香保神社境内)
◇23:00      樽みこし終了

9/20(樽みこし)

20日には19日に上まで上げた樽みこしを神社の境内まで移動させます。小学生、中学生、高校生、OG絆会、一般女子、一般男子の順に樽みこしが神社に到着し、閉会式が行われます。

19日・20日は、伊香保まつりの特徴でもある樽みこしが石段街をもみ上げ、祭りを一層にぎやかにします。
樽みこしは、主に酒樽と4本の丸太棒を使い、「若連」と呼ばれる町内の20~30代の男性を中心とした組織によって毎年手づくりされており、急な石段街を樽みこしでもみ合いながら登る姿は見事で、中には勢い余って石段を転げ落ちることもしばしばあり、正に興奮のるつぼと言えます。

◇17:30~     樽みこし(丸本館前~伊香保神社)
◇24:00      樽みこし・若連山車宮入 還御
        閉会式(神社)

伊香保まつり実行委員会

TEL.0279-72-3151 FAX.0279-72-4452
〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保541-4

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